果物の量とりんご。
ひとりスムージー強化月間が続いている。私はワンパターン人間なので、いつもおなじスムージーを作る。すなわち青菜中心の葉野菜を5種類以上(250グラム)と、りんご半分。これに挽きたての亜麻の実を大さじ1かける。

私は果物のなかでりんごがいちばん好きだ。いや食べ物のなかでいちばん好きといってもいいかもしれない。子どものころ、学校から帰った私のおやつはりんごだった。昔のことなので、国光りんごというのがあり、これが大好きだった。いまはふじりんごにとってかわられて、国光りんごなんて見かけない。ふじは甘すぎるから、国光があればほんとにいのにと思う。

と、国光りんごでなにやら熱くなってしまいそうだがそれはおいといて。

ナチュラル・ハイジーンやローフードでは、果物をたくさん食べる。私も「そういうものか」と思って、以前よりよく食べている。でもごくさいきんは朝食の果物をやめたから、そのままではあまり食べる機会がない。果物って、オプションとしてではなく、栄養の面からもしっかり食べた方がいいのだろうか。

マクロビオティックでは果物を勧めない。桜沢さんの本に「なりものの多い家は病人が多い」ということが書かれていたが、読んでずいぶん経ったいまでも、頭のどこかに残っている。甲田先生も、基本の食事に果物は入れていない。青泥の「味つけ」としてりんごを使うだけだ。

自分の食べるものについて「自力で手に入れられるものと量」を考えるやりかたがある。たとえば肉、自分で狩ってくるならどれだけを手に入れられるだろうか、鶏をつぶすのなら、一年にどれくらい口に入るだろうか、卵を食べたいなら鶏を何羽飼えばいいのか、ということを考える。牛肉を食べたければ牛を飼わなくちゃならない。それが難しければやっぱり牛はめったに食べられない肉なのだと考える。

現代は、なにも自力で動物を狩ったり飼ったり殺したりしなくてもスーパーマーケットに行けばパック詰めされた肉が並んでいるので、毎日のように肉を喰らうこともできてしまうが、「自力で得られるか」を考えて、適切な量を知ろうということである。

おなじようにして、果物はどうだろう。エデンの園みたいにたわわな果物がいつも熟している場所があるのならともかく、そうでない世界では、近くでとれたその季節だけの果物しか食べられないはずだ。それを考えると、果物だっていつもふんだんに食べられると思うのは間違っている気がする。人はすでにエデンの園から追い出されているんですからね。

ところが私はジュースとスムージーにりんごは入れたい。うちではりんごを、夫婦で一日に二個食べている。仮に庭にりんごの木が二本あるとして、一年にこれくらいはとれるだろうから、まあ適正な量といってもいいのかもしれない。なにかいっぱい食べているようで申し訳ない気がするけど、これくらい許してもらおう。

(りんごばんざい。)

だがしかし。もっかのお悩みがある。

これから良いりんごが手に入りにくい季節になってしまう。すでに、りんごを切ると中が褐色になってた、なんてこともときどきある。困った。スムージーをどうしよう。夕方のジュースもどうしよう。

きょうは実は、夕方のジュースにパイナップルを入れてみた。お。ぜんぜん違和感なし。パイナップルは暑い気候の果物だからほんとうは避けたいのだけど、りんごの代替品としてお値段は手頃だし、これなら使ってもいいかなあ。なにしろ夫が酸味を好まないので、柑橘系は使えなくて選択肢が少ないのである。

ワンパターン大好きとか言っていないで、いろいろ試さなければ。暑い季節はローフードには良い季節だが、りんご枯渇の厳しい季節なのでもあった。

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 水 コップ二杯
 

 スムージー
 サラダ
 焼きそば

夕方
 にんじん・パイナップル・青菜のジュース


 豆腐サラダ
 納豆
 ぬか漬け
 十六穀ご飯
 蒸した発芽大豆
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野菜はだれもが身近に栽培できるものなので、「ふんだんに」食べることはあまり後ろめたくない。さいきんでは小松菜がやたらと収穫できるようになったから「こんなに青菜食べてごめんなさい」と思わなくなった。

ありがとう。(だれにともなく。)

0906045.jpg

自然農のつもりなので、この見事な雑草ぶりです。
でも小松菜とカブが雑草に勝ってる!


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|食べ物・台所まわり | comment(6) | trackback(0)
comment
スゴい、良く出来てますねえ、雑草もおとなしいし。。。
やっぱり手入れのいいお庭だのだなあ、といつも思うのです。そして、在来品種の種。ウチも次からはそうします。野口の種を買うことにします。
2009/06/0523:23 | URL | edit | posted by ぺんぎん
雑草がおとなしく見えるのは
まだ気温があまり高くないからなんですよ。
梅雨ごろからめざましく伸びます。

ぺんぎんさんのボーボーのお庭、全容をぜひとも見たいです!
虫や鳥のパラダイス。

今年は野口の種とF1の種と両方蒔いてみました。いまのところどちらも同じように生育しています。
でもいちばん強いのは、やっぱりこぼれ種ですね。
2009/06/0611:24 | URL | edit | posted by null
ローフードのことは、まったく知識がないのですが、質問してもいいでしょうか。

わたしの住んでいる地域は、昔はよく亜麻が栽培されていて、それは繊維用途なのですが、種を生で食べるという話は、初めて聞きました。
わたしは、ここ数年亜麻を栽培していまして、種を絞って食用油が採れることは知っていましたが、あのつやのある、暗褐色の種を、すり鉢でするようにして食べるのでしょうか。

現在は、油も絞らず、繊維を利用するわけでもなく、ただ青い花を観賞するために栽培しているような状態です。食べられるのでしたら、今からでも、追加で種をまいて、栽培面積を増やしたいです。
2009/06/0722:14 | URL | edit | posted by 田中敬三
亜麻の実
田中さん、こんにちは。

実は、田中さんが亜麻を栽培されていることを存じていたので、「もっと栽培して分けてください!」とお願いしたいなあと、前々から思っていました。種を分けていただき、自分で栽培もしてみたいです。

亜麻の実(フラックスシード)は、たとえばここ

http://www.amanomi.jp/?mode=f1

などにあるように、栄養成分が優れていて、菜食の人たちの貴重な栄養源とされています。
加熱していない亜麻の実は、食物が持つ酵素が破壊されていないとして(ローフードではそれを重視します)、いっそう貴重なものです。

でも、生の亜麻の実には微量のシアン化合物が含まれているそうなので、日本に輸入される亜麻の実は、厚生労働省の指導で加熱処理されているんです。

私が手に入れた亜麻の実はやっぱり加熱されています。私はこれをミルで細かくしてそのまま食べます。生の亜麻の実だったらどんなふうかわからないのですけど、ゴマなら生で食べていますから、同じようなものかなあと想像します。

「あのつやのある、暗褐色の種を、すり鉢でするようにして食べる」というやりかたで良いはずです。田中さんもぜひ召し上がってみてください。

青い花が咲くのですね。
蒔き時は今時分なのですか。
栽培面積が増えてたくさん収穫できたら、欲しい人たちが殺到するかもしれないので、ええと・・・なんとなく・・・じゃんじゃん作ってください!と、お願いしたいようなしたくないような複雑な気持ちがします。(すみません微妙にひねくれていて)

でも、ほんとうに良い食べ物ですから、もちろん栽培面積を増やしてたくさん作っていただきたいのです。青い花が咲きそろったらきれいでしょうね。

(今年蒔く種が余るようならやっぱり分けていただきたいです。)

2009/06/0800:25 | URL | edit | posted by null
亜麻の種を食べてみました
亜麻の種を食べてみました。
フライパンで煎って、すり鉢ですって、ゆでたタイサイに和えてみました。
こくがあって、おもしろいです。
すってみる前は、見た目、いかにも〈種〉なので、「食べられるのか?」と思いましたけれど、すりつぶすと、気にならなくなります。いろいろ応用できそうです。

亜麻の種、少し、お送りしましたので、試しに植えてみてください。
わたしがいる北海道で、去年5月22日に播種して、7月9日に花が咲いて、9月27日に刈り取りしています。今植えても、まだ間に合うと思います。
細長く伸びて、小さな青い花を咲かせます。

1日水につけてから植えてください。種が小さい上に、種から粘液が出て水がどろどろになるために、ドドッとかたまって落としてしまいそうになりますが、そこをうまく、種同士の間隔をあけるようにするのが、上手に育てるこつのようです。
2009/06/0911:31 | URL | edit | posted by 田中敬三
召し上がったのですね〜。
おいしかったでしょう?
胡麻と同じようにして、いろいろと使ってみてくださいね。

種、図々しくねだってすみません。でもうれしい!  
うまく育ててご好意を無駄にしないようにしなくちゃ。がんばります。

亜麻の可憐な花も楽しみです。
ほんとうにありがとうございました。

2009/06/0915:08 | URL | edit | posted by null
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